賃貸住宅のインターネット事情

138012いまや電話回線より重要なネット環境。パソコンは当然、スマホ、タブレットを活用するには屋内のWi-Fi環境は必須条件です。
賃貸物件もネット環境を基本設備として用意しているところがほとんどといってもいいかもしれません。
月々の料金もかかるものです。賢く選択して、上手に活用しましょう。

 

 

インターネットサービスはどんな種類があるの?

 

インターネットを使うにはふつうは、回線とプロバイダの二つの契約が必要。回線は光回線か電話回線を使うADSL回線が現在の主流です。速度重視なら圧倒的に光。

共同住宅の場合は回線とプロバイダが一体になっていることが多いようです。月額料金を支払うだけで、めんどうな回線やプロバイダ契約はしなくてもOK。
無料(家賃に込み)でネット回線が使える物件も中にはあります。ケーブルテレビと併せて、インターネット回線が提供されていることもあります。

回線のみが用意されていて、入居者が各プロバイダと契約する物件もあり、その場合は今の住宅で使っているプロバイダを移転させることが可能。
契約種類も何通りもあり、複雑ですので、いずれも賃貸物件の契約前に仲介業者、家主さんに相談・説明を聞いて、よく確認しておきましょう。

 

 

インターネット回線、無線Wi-Fi環境はどうするの?

 

インターネットに接続するには、賃貸物件の場合はほとんどが壁にあるLANのソケットとパソコンをLANケーブルでつなぐことで可能になります。Wi-Fi環境を用意するためには「無線LANルーター」という小さな機器(1万円前後)を準備して、LANのソケットと接続することで使えるようになります。

ノートパソコンやスマホ、タブレットなどは標準でWi-Fi接続機能がありますので、線を繋がなくても、屋内でネットが便利に使えるようになります。機器の設定やパスワード等は各々、説明書をよく読んで用意しましょう。有線接続のパソコンと併用することもルーターの機種によって実現できます。

Wi-Fi環境が整った物件も増えてきていますので、スマホやタブレットが手放せない!という方は重要条件にいれておきましょう。

 

 

上手に選ぼうネット回線、賃貸住宅の契約を使わない選択も

 

スマホやタブレットの「テザリング」機能を使い、賃貸物件のネット契約はせずに、家のパソコンをネット接続させることも不可能ではありません。
でも、回線速度が遅かったり、スマホのネット回線制限を受けてしまったりしますので、日常的に使用するにはおすすめできません。

ほかには、ポケットWi-Fiという持ち運べる小さなネット機器があります。これを持っていれば家でも外でも、手持ちのパソコンやタブレット、スマホがいつでもネット接続できるので、一つの選択肢です。

備え付けの回線を使うのか、自前で用意するのか、自分の満足できる使用法を考えて、上手に選択したいですね。