安全に住みたい! 賃貸物件セキュリティー最新事情

110687空き巣やストーカー被害、子どもたちの安全を守るために、賃貸物件にはできる限りのセキュリティーを求めたいもの。不審者の侵入を防ぐため、建物入口のオートロック、モニター付きインターホンはセキュリティーを売りにする物件には必需品。さらに、オートロックも入口の一か所だけではなく二カ所、三カ所と設置した物件もあります。最近ではさらに進化した設備、仕組みを導入した物件も登場しています。

 

 

賃貸物件のセキュリティー、オートロックは当たり前

 

入口一カ所のロックでは住民や来客者がドアを開けた直後に、後ろから不審者が一緒に入る恐れがありました。それを防ぐのが、内側にもう一つロック扉があるダブルオートロック。
さらに建物入口のドアだけでなく、非常口や駐車場、ベランダなど、あらゆる侵入経路について、厳重なロックが施されていることも重要。

住居部分のドアの鍵についても、セキュリティーを重視した物件では、ピッキング(特殊な針金状の器具で鍵穴から開錠する手口)を防止する構造の錠や、防犯性が高いカード型のキーなどが採用されています。
なかには指紋や手の甲の静脈で本人以外は開かない生体認証のロックを採用しているところもありました。

 

さらに進化する賃貸物件の防犯安全

 

安全を重視した物件では、エントランスやエレベーターなど共用部分に不審者の侵入を監視するカメラが設置されているのは当たり前。人が近づくと灯がつくセンサーライトやドアや窓から不審な侵入があったときに非常を知らせるセンサーが設置されていることも。
共用部分はもちろん、各住居のドアや窓から怪しい侵入を見張る防犯センサーや火災やガス漏れも検知するセンサーを備えていることも。
管理人が常駐しているほか、遠隔モニターが警備会社に直結していて、異常時にはスタッフが駆けつける24時間の防犯サポートで入居者を守ってくれる物件もあります。

 

 

安全な物件探しはどうすればいいの?

 

今や、物件探しはインターネットの仲介会社サイトを利用する方がほとんどでしょう。
安心・安全な物件を見つけるには、セキュリティー特集を組んでいるサイトや、検索条件に安全・安心設備が選択できるところで探しましょう。
また実際に下見をすると安全・セキュリティー意識が高い物件は、設備だけでなく、エントランスやエレベーターの共用部分の明るさや清潔感、カメラが何カ所もついているなど、肌で感じる安心感があるはずです。