初めての一人暮らしだから…、できれば家賃は安いところから…。賃貸生活ビギナーの皆さんは一番シンプルな間取りであるワンルーム(1R)または1Kから部屋探しを考えているでしょう。でも1Rと1Kはどう違うのでしょう?
さらに1DKとはどう違うの?
そのメリットとデメリット、ワンルーム、1K暮らしの特徴を考えてみましょう。
★賃貸物件、1Rと1Kはどう違う?
ワンルームと1K(ワンケー)は、いずれも小さな部屋にシンプルなキッチンが備えられています。
間取り図をぱっと見たところ、あまり違いは分かりません。その違いは、K(キッチン)と主となる部屋との間に扉(引き戸、開き戸)があるかないかです。ワンルームはキッチンとの間に仕切りがありません。
★ドア一枚の違いとは
たったドア一枚の違いですが、実際にどう異なるのでしょうか。
ワンルームのメリットは
1、ワンルームのほうが同じ面積なら、1Kよりやや家賃は安い
2、仕切りがないので部屋が広く見える
といったところ。
★次にワンルームのデメリットは?
1、玄関まで繋がっているのでエアコンの効きが心配
2、ドアを開けると外から部屋の中まで丸見えの恐れ
3、料理、キッチンの臭いが気になる
4、来客時、トイレや風呂の出入りが部屋から丸見え
5、夜間、冷蔵庫の音が気になるかも
ドア一枚だけですがけっこう違いがありますね。ワンルームでも境界にアコーデオンカーテンをDIYで付けるなども不可能ではありません。
★予算に余裕があるなら1DKの賃貸物件も視野に
1R、1Kのキッチンは、廊下レベルの小さなスペースに備えられていることがほとんど
。最小限の調理には問題ありませんが、ちょっと寂しいなと思う方は、ここにD(ダイニング)の文字が付いた1DKの部屋を考えてみるのもいいかも。
一般的にダイニングテーブルが置けるくらいの広さのスペースにキッチンが備えられています。優雅(?)な食事タイムが味わえますね。
★一人暮らし入門にベスト、1K賃貸物件
家賃も安く、必要十分な生活におすすめの1Kの部屋。
初めての一人暮らし、学生、新社会人などにベストな選択といえるでしょう。
ただ賃貸物件は、築年数や立地条件によって大きく家賃が変わります。
また部屋の設備、バスとトイレ、洗面台はどうなっているのか、玄関脇に収納はあるのか、そのほかの収納・クローゼットは?
ベランダスペースは?
など検討事項はいくつもあります。上手に探して、満足できる部屋を見つけて、あこがれの一人暮らしを始めましょう!